サイフリートはいつも見学。

なんか最近、というほど最近でもないけど、『e-sports』って言葉が流行ってる。
eの意味も、何をもってe-sportsと言うのかもよく知らないけど、格ゲーの大会で賞金を稼いでるビースト梅原みたいな人たちがイースポーツしてるのは分かる。

中学か高校の頃、梅原に憧れてギルティギアを買った。初めての格ゲーだった。
難しくて、3日で飽きた。
梅原大吾はカッコよくて遠い存在だなあ。私はいいや、別にゲーム好きじゃないし。って思った。


一部の人たちはポケモンe-sportsにしようとしてるらしい。それで何が変わるのかよく知らない。でも、大会でたくさん賞金が出たり、その名の通り『スポーツ』みたいにたくさんのギャラリーがワーッて歓声をあげたりするんだと思う。
ビエラさんみたいなトッププレイヤーの人たちが、カッコいいヘッドホン付けて、サイバーパンクな会場で、キラッキラのステージでポケモンをしたりするんだろうなあって、想像はできる。ステージの奥にスポンサーのモンスターエナジーの宣伝が吊るされてたり、ちょっと有名なプロゲーマーだか芸人だかがノリノリのMCしたりすると思う。
すごく遠いと思う。ステージの上と下が。


スプラトゥーンの公式大会で、スプラトゥーン甲子園っていうのがある。スプラトゥーンも、e-sportsに近いゲームらしい。よく知らないけど、eSports runnerというサイトにスプラトゥーンのページがあった。
私がスプラトゥーンを始めたばかりの時、友達にスプラトゥーン甲子園に出ないかと誘われた。買ったばかりだったからその時のウデマエはまだC+だったけど、甲子園までに上手くなっておくよ、と承諾した。

先日、スプラトゥーンのウデマエがS+99でカンストしてるゆかりんに、「スプラトゥーン甲子園って、多分エンジョイ勢はほとんど出ないもんだよ」と言われた。なんかよく分からないけど、悲しくなって、次の日からモチベがなくなった。今はもうほとんどスプラトゥーンをやってない。
この先、きっと広場からイカンカンを被ったB帯の女の子や、上手なホタルちゃんの絵を投稿してるエンジョイ絵師さんは、いなくなるんだろうなと思った。

中学の頃の幼馴染は野球をしていて、とても強かった。でも、高校では野球をしてなかったし、そんなもんなんだろうなと思った。
本当に上手い人しか続けられないし、野球も、ゲームも、本当に上手い人だけのものなんだろうな。そんな気分になった。
スプラトゥーン甲子園は、本当に甲子園なんだなあ。
もう、あとは、観客になるしかないなあ。


非公式のポケモンオフは、草野球みたいなもの。優勝しても、チヤホヤされるだけ。たまに5000円にも満たないロムや、運が良ければ3DSが手に入る。
でも、決勝でモニターに映される人たちは、かっこいい。需要がない、意味がないと言われようと、ポケモンが好きな人たちでおおきな公式大会の真似事をして、小さな非公式大会をするのは、大事だなと思うし、大切だなと思う。
それに、小さな非公式大会で優勝するのは、もしかしたら大きな公式大会出場への第一歩になるかもしれない。


私は本当にゲームセンスがなくて、ポケモンもよわよわで、格ゲーなんか技も出せない。でも、いろんなゲームがイースポーツ化して、梅原大吾がたくさん誕生しても、ゲームは楽しいなと思う。オフ会でお喋りするのも、通話しながらリオレイアを狩るのも、楽しいと思う。
1番好きなのは音ゲー。失敗しても、誰からも怒られないから。そうやって、1人でゲームするのも、楽しいと思う。


結局、楽しさなのか、強さなのか、賞金なのか、キラキラのステージなのか、何が大切なのかよく分からないけど、強い人も弱い人もゲームが大好きなことに変わりはないと思う。
ステージの上のプロゲーマーと、ステージの下の観客は、あまりにも遠いけど、実際の距離はそうでもない。ステージの上と下なんて、数メートルしかない。しゃでオフに行けば、ビエラさんにも会える。
それなのに、ゲームは上手い人のものだなあと、ふてくされてゲームパッドを放り投げる自分は、本当に弱いなあと思う。ふてくされて、ずっと1人で音ゲーをしてる。ポケモンイースポーツなんかになれないよ!って言ったりする。
強くないと怒られる気がするし、煽られる気もするから、MHXも買ってないし、オフ会はいつも見学。一緒にモンハンやろうよと言ってきた後輩にヘタクソと煽られても、実際は爆笑しながら謝って、逆に煽り返せるって分かってるけど、なんとなく買えない。
もうポケモンで対戦することはないだろう。そう思っていた矢先に、某老舗オフのスタッフに指名されて、少しホッとした。対戦しなくてもポケモンに携われるし、運営側に回ればちょっとだけイースポーツってやつに触れられる気がしたから。そのおかげで、ますます3DSに触る時間は減った。テキパキとスタッフの仕事をして、手作業でKP集計をして、褒められても、そんなのがイースポーツなわけないのに。


e-sportsって言葉が流行りだしてから、オタクとして、ヘタクソエンジョイゲーマーとして、ゲームとどう付き合っていけばいいのか。正直わからない。
大好きなニョロトノキングドラで、またオフ会に対戦参加する勇気も予定も、今のところない。


おしまい。








そういえば
最後にポケモンをしたのは、多分ポケサーの交流会。
マルチバトルの大会で、知らない後輩の男の子と組んだ。
その子がものすごいマイオナで、しかもその子のムラっけオクタンの意識の低さといったらすごかった。Sばっかり上がって、めっちゃ速いオクタンが誕生して、相手も爆笑してた。ちゃんと活躍もしたけど。
でも、私の読みが全部当たって、私たちはブロックで全勝した。オクタンで。
パートナーの男の子は「本当に嬉しいんです!優勝なんてしたことないんです!」ってものすごく喜んでて、友達にも「パートナーのナタさんの読みがすごく当たって…」と自慢していた。「本業がダブルだから、マルチの読みはなんとなく、ほら」なんて謙遜したけど、なんだか鼻が高かった。
たかが2つの大学の交流会で、お遊びのマルチ大会で、ブロック全勝というだけで、パートナーの男の子は死ぬほど喜んでた。こういうの、忘れられないよな。