精神疾患について興味がある人へ。

ナタです。
今日は、自分の病気についてのお話です。





私は強迫性障害を持っています。
厳密には、病気というよりも精神疾患です。
心理のお勉強をしている人はピンとくるかもしれませんが、あまり馴染みのない言葉かと思います。

よく漫画やドラマに、手を血が出るまで病的に洗う人、いますよね。あの人たちも強迫性障害です。
「手にウイルスが付いていて病気になる」という強迫観念があり、「手を洗う」という強迫行為を繰り返します。

私はまた別の強迫観念を持っていて、あるルールに従った行為をしないと気が済まなくなってしまいます。
別の病気で病院に行った際に、ついでに精神科の先生に相談しましたが、軽度なものなので特に治療はしていません。生活にはあまり支障はありませんが、たまに困ることもあります。

私の強迫観念は「縁起恐怖」と「不完全恐怖」というものにカテゴライズされます。それをしないと悪い事が起きるのではないかという恐怖から、行為を繰り返してしまいます。
「4」という数字は不吉だから避ける、という人と似ています。これも言ってみればごく軽度な数唱強迫とも言えます。私の母親も「4」を避けますが、本人から聞くまで気が付かなかったので、生活にあまり支障はないと言えます。

私の強迫行為がどのように生活に支障をきたすかというと、例えば外出の準備をする時です。
私は元々時間に間に合うギリギリまで寝て、分刻みで行動するタイプなので、準備をしている時に何かが気になり強迫行為を始めてしまうと、家を出るのが遅くなり、待ち合わせの時間に遅れてしまいます。
私の強迫観念は、ストレスが溜まると高まります。精神状態が悪い時ほど遅刻が増え、その遅刻で更に精神状態が悪くなるという悪循環です。時には仕事にさえ遅刻することがあります。


私の強迫行為の始まりはよく分かりませんが、小学4年生から続いています。小学生の頃はもっと酷く、寝る前に一連の儀式をしなければならない時期もありました。
また、他人に自分の強迫行為をさせたり、ということもあり、今思うとかなり生活に支障をきたしていました。当時は周りも小学生なので、ただの変わり者で済んでいたとは思いますが、今もそれが残っていたらと思うと恐ろしいです。
中学になってからは落ち着いたものの、一部の強迫行為が残り、今に至っています。


大学で心理学部に入り、初めてこの行動に「強迫性障害」という名前が付いていることを知りました。余談ですが、数字や文字に色と性別を感じるのも当たり前だと思っていましたが、それが「共感覚」だというのも大学で知りました。


私の遅刻や失敗が全てこの精神疾患のせいだと思われるのが嫌なので、誰にも言ったことはありませんでしたが、最近ようやく母親に少しだけ話せました。


この記事は、母親に言ったことで気持ちが軽くなり、なんとなく他にも仲間がいればいいなと思って書きました。
また、最近症状が悪化していると感じるため、さらけ出すことで意識的に強迫観念を拭おうとも思っています。留学先のアメリカで1人で生きていくのに、正直この疾患は邪魔です。


強迫性障害についての話を知って、自分もそうかも…と思った方、いませんか?
強迫観念自体は、幼い頃に多くの人が経験している事だと言います。それがずっと残っていると、強迫性障害やチックなどに変わるのだと思います。
強迫性障害のみに関わらず、幼い頃は誰もが精神疾患の種を抱えている気がします。
例えば私は物心付いた時から「誰かが常に自分を監視している」「誰かが自分を殺そうとしている」と感じながら生きていましたが、これらが重症化すると、統合失調症の注察妄想などに繋がっていくのだろうと、統合失調症で入院していた友人を見て思いました。

自分はおかしい、と少しでも感じたことのある人。それには恐らく名前がついています。

それが生活に支障をきたすレベルに達する前に、医者や、周りの人にシェアするのも手かもしれません。


ちなみに私は、強迫性障害の人と、共感覚の人と、イマジナリーフレンドやタルパを持っている人のお話を募集しています。




以上、
なんか病院の連載コラムみたいな話。おわり。